D200

やはり、発表された模様です。
なんか、スペック的には文句のつけようがないというかよくぞAiニッコールに対応してくれた。昔のレンズ資産を生かせるという点ではGoodです。
D70ではAiレンズは装着可能だったものの露出計との連動はできなかったのでいろいろと不便な点はあったけどもたとえ、中央部重点測光であっても絞り優先AEが使えることは非常に大きいです。というか、絞り優先AEしか使わないので十分。さらにレンズ情報を登録することでマルチパターン測光も可能になるという優れもの。しかも値段もヨドバシで198000ということで、かなりきついけども買えなくはないという値段設定。
また、自分的に重要な要求項目である秒5コマも達成しているしスペックとして文句はない。
また、ニコンのサイトにある出力画像を見ても等倍でみてこれという欠点が見あたらない。というか、さすがCCDの絵だけあって自然な感じに仕上がっているように見えた。これは、ちょっとCMOSではなかなか難しい絵づくりかなと感じた。サンプルはRAWをNikon Capture(以下NC)で処理した絵と言うことだがJPEG出力でどれだけの使える絵が出せるかと言うところに興味があります。ここぞと言うときはRAWが一番だと言うことはわかりますが、連写をとにかく繰り返すようなケースではJPEGの方が枚数が撮れるのでよいです。実際、D70の撮影ではJPEGでの撮影の方が多いですし。なにせ、データが軽くてよい。RAWデータの処理はNCを使う場合メモリーがいくらあっても足りないし、解像度が高ければ尚のことだし、処理速度も遅いし。まあ、出てくる絵がいいから使うんだけど。というわけで、JPEGで最高と行かなくてもそれらしくでてくれるかなというところが気になる。
そして、1000万画素ですか。まあ、このへんはパソコンでの処理が重くなるか高精細な絵を出力できるようになるかですが正直そこまでの解像度はいらないなという感じです。まあ、いまさら600万画素とかいってもいまいち説得力に欠けるものがあるし、800万画素でもまあそう変わるものではないとわかっていてもインパクトがないということなんだろう。そこへ行くとD2Hsの400万画素というのは一体どういうことなんだと。いくら高速連写機といえどもいまさら400万画素はないんではないかと。まあ、A4とか6切程度への出力なら十分なんだけど。
というわけで、値崩れしてきたら買ってみてもいいかなという感じでいます。まあ、メカ的な要素としてはさわってみないとわからないけどもスペックから類推すると完成されつつあるといえるし、デジタル的な要素としてはきりがないし、出力される絵は納得できるレベルである。高感度時の絵がどれだけノイズを押さえられているかと言うところも一つのポイントであるが、D70よりひどくなっていると言うことはないと思うのでそれだったらそう目くじらを立てるようなことではないと思う。むろん、きれいに撮れる分には問題ない。