35mm単焦点で平然と撮り続ける企画

だんだん、ほかのレンズでも撮りなくなってきた今日この頃。でも、まだまだ続行します。もっともっと制限プレーでコンパクトデジカメで撮り続ける企画をやって欲しいとかいうのはなしの方向で。
何でもかんでも望遠で撮り続ける企画というのもやはり無茶なわけで……。いくら、ものを単体で大きく写すのが好きだからといってもそれには限度があるわけで……非日常的光景ばかりを並べるのであればそれも可能だが。
比較的、標準域の焦点距離かつ明るいレンズだからこそできるというものです。






こういう角度もいいかもしれない。



たんぽぽ。
2枚目。1枚目は直前に撮った↑あさぎりを撮った設定のままだったので没。
絞り開放がやっぱり美しい。絞り最小はなんか生々しすぎて花の美しさに欠ける。

写真からではわからないと思うがカメラの方向は鉛直方向。つまり、このタンポポはほぼ垂直になったコンクリートの隙間から顔を出しているものである。
……という説明書きを入れると、絞りを絞った写真も欲しくなるだろうか???



お茶の新芽です。
光に照らせばこうして透けて見えるほどにみずみずしい。
やっぱり、新茶が一番。



チューリップ。
手前側の花びらにピントを持ってくると奥の方の花びらがぼけてそれがとろけてくる。大口径かどうかは評価が分かれるところの単焦点だがここまで近づけばしっかりときれいなぼけ味を出してくれる。
これは、暗いズームやコンパクトカメラでは絶対に表現できない部類のものだ。だいたいにしてコンパクトカメラのAFではピント合わせすら困難である。
ただ、どうもD70は赤の表現が苦手みたいだな。上のお茶の写真は緑がハイライトでもきちっと粘ってくれていたのに比べ、このチューリップは赤が塗り絵みたいにべたっとなってしまっている。上の写真の方が明るいのにな。赤の微妙な階調が出てこないな。