MDR-CD900ST
そろそろこのヘッドホンの評価をしようと思う。
購入から可能な限り音を出し続けたということでようやく実用段階に移ったと判断してのことである。
最初の一週間はただひたすらほぼ24時間音を出しまくっていた。その後、クリエイティブなHDD MP3プレーヤーを購入して、これで音を聞いていた。
で、言えることはただ一つ音の解像度が異様に高いということ。その他、低音から高音までしっかりと出ているということも重要であろう。
また、同じソースを聞いても再生機器によって音の違いが分かる。
たとえば、前述のクリエイティブなHDD MP3プレーヤーでは音の線は細いが芯のあるそれでいてタイトな音を出していた。まあ、薄い音ともいうが……。
パソコンで聞くと、……サウンドカードはONKYOのSE-80PCIという比較的低価格ながらよい音を出すと評判のものだが、これにはヘッドホン端子がないためにEDIROLのMA-10Dのヘッドホン端子を経由して聞いているのだが、ぶっとい音を聞かせてくれる。圧倒的な迫力である。それでいて細かい音を聞かせてくれる。ここまで来ると、マスタリング作業の優劣がはっきりと出てくるのではないかと思われる。もはや、ごまかしなどいっさい通用しないそんな音が出ている。
……なんかヘッドホンの評価ではなくてSE-80PCIやMP3プレーヤーの評価をしているようだ。モニター用のヘッドホンだからこうなってしまうのか?それとも、同列に並べて評価すべきヘッドホンを持たないのでこうなってしまうのか?ちなみに、これでMP3を聞くとスカスカの音に聞こえます。音が時間軸にたいして間延びしているというかなんというか……。
なにせ、以前使っていたヘッドホンはMDR-CD480ということで格が違います。確かに音楽を楽しむのならばこちらのほうが向いているのですが、音質が違いすぎます。
ちなみに、試聴音源はXのアルバムBLUE BLOODをリッピングしてWAVEファイルとしています。