ウィルス対策
ウィルス対策ソフトに必要なこと。
それはウィルスを間違いなく検出すること。
というわけで、僕はジャストシステムが販売するカスペルスキーをメインマシーンに使っている。
WebサーバにおいてはNOD32を使っている。
カスペルスキーは日本での販売の歴史は浅いもののその検出率においては定評があり動作も軽い。使い込んでいくほど軽くなる印象がある。一番目につく特徴はバックグラウンドでウィルススキャンをしてもさほど重くならないということだ。これは、スレッドの優先度が低めになっているからだと思う。
CPUがあいているときにウィルススキャンが走るというイメージだ。
二つ目に前回スキャンしてから更新がないファイルについてはスキャンをスキップするということだ。前回スキャンしてからファイルに変更がない場合、ウィルスに感染している可能性は低い。(まあ、新種だった場合とかは見過ごされているという可能性もなきにしもあらずだが)
三つ目にやたらとパターンファイルが更新されている。パターンファイルはウィルス対策ソフトの命ともいえるものでこまめに更新してくれる方がありがたい。(もっとも某バスターのようにパターンファイルの更新を多くすることが優先して品質が低下したためにであぼーんすることもあるがw)
そして、NOD32はキヤノンシステムソリューションズが販売するこれまたウィルス検出には定評があるものだ。カカクコム事件の時に唯一検出できたという実績がある。
WebサーバにNOD32を使う最大の理由がWindows 2000 Serverに対応するものがこれくらいしか見あたらないということだ。また、サーバ利用においては余計な機能がないこともうれしい。
また、動作がこれまた速い。某赤いのとか黄色いのとかよりよほど高速である。
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ところで正確には
ウィルスって読んでいるの正確にはワームって言うんだけどなあ。
ウィルスって狭義ではほかのファイルに寄生する形のものをさす。たとえば、なんかのアプリケーションの実行ファイルの一部として動作するようにするのである。
一方ワームというのは悪さをするファイル一般をさす。
本当のウィルスは実行ファイルの一部となるので作るのが非常に難しいのだ。
一方ワームは1つ以上の悪さをする目的で作られたファイルであるのでそんなに難しくはない。
一般的にウィルスと呼ばれているものは現在ほぼ100%ワームであったりする。
まあ、いずれも自己増殖性とかあるんだが……割愛。