このところ

MIDI音源で演奏されたものをマスタリングすることにこっている。
いや、その前にSD-90とかSC-8850とかSC-88Proあたりから出た音をミックスダウンすることから始めなければいけないのですが。
EQとかコンプレッサーとかかけていくたびに音が変わっていくのがおもしろい。まだ、数曲しかやってないので自分なりにこういう音にするという方向性は見えてきていませんが(だいたいにして音圧すらバラバラだし)

EQでじゃまな周波数帯域を削っていってノーマライズをかけてコンプで圧縮かけてというのを何回か繰り返して音圧を作っていきます。EQのかけ方は企業秘密です。というか、説明しているとかったるいことになるので。ただ、ひたすらいろんなことを試してみてください。ひとつ言えば、EQはマスタリングに限って言えばあげるものではなく下げるものだと言うことです。そんなことを書いているといや、もっといろんなことをしていいものを追求してみるべきだという声も聞こえてきそうですけども。
だって、上げたらクリップしてしまうではないですか。だったら、いらない音を下げていけば相対的に上げたことになる。どうせ後からコンプとかノーマライズをかけてぎりぎりまで上げるのだから。
EQにしたって帯域としてみるんでなく、いらないところをピンポイントで下げる感じで使っています。

にしても、それぞれのMIDI音源単体ですべての音を出すと空間的表現のおかしさが感じられたがいろんな音源を混ぜて使ってみると不思議とそれがあまり感じられなくなってくる。
もともと、SD-90あたりだとあまり感じませんでしたがSC-8850あたりの音も自然に感じてしまうのが不思議。やっぱり、SD-90の音を混ぜたのが聞いているのかな。

あと、マスタリングの最後の仕上げとしてうっすらとリバーブをかけるのがすき。かけすぎはよくないけどもかけたのかかけてないのかわからないくらいうっすらとかけるとなんか仕上がりがよくなるような感じがする。

オーディオインターフェースとしてはSD-90が活躍。モニターはMA-10DMDR-CD900STを併用しています。SE-80PCIからの出力を混ぜないようにすることでノイズレベルがだいぶ減りました。マルチバンドコンプとかかけて低域を持ち上げ気味にするとノイズが結構聞こえていたので配線をかえたのです。

で、マスタリングしたものをさらしたいところですがなにぶん他人の曲なので許可を得る必要があるのとかJASRACあたりともめそうな曲とかなので今すぐというわけにはいかないようで。
まあ、他人の曲の方はなあなあで済まされそうな感じもしていますが。まあ、一応許可申請してありますので近いうちにはさらせるでしょう。