DataGridViewの.NET5と.NETFramework4.5での動きの違い

.NET5では様々な動作速度に関する改善が入っているとされている。

今回、古典的なWinFormsのコントロールであるDataGridViewでもその恩恵が受けられるのかどうか調査してみた。

 

まずは、.NET5でCSVを読み込みそれをDataGridViewに表示するアプリケーションを作ってみる。

ソースは以下の通りである。

github.com

ドラッグアンドドロップCSVファイルを読み込ませるとDataGridViewにCSVファイルの内容が表示されるというもの。

.NET Framework4.5でもほぼ同様の内容で作成しておく。


www.youtube.com


www.youtube.com

 

で、それぞれスクロールした様子を比較すると動きは一目瞭然で.NET5の方が動きがよくなっている。

ゆえに、WinFormsでもこれから作成する場合には.NET Frameworkではなく.NET5や.NET Core3.1それ以降を採用すべきなのではないかと考えている。

これまで、.NET FrameworkでWinFormsを使っていた開発者なら現状のデザインツールからいって違和感なく移行できると思う。