DataGridViewの.NET5と.NETFramework4.5での動きの違い
.NET5では様々な動作速度に関する改善が入っているとされている。
今回、古典的なWinFormsのコントロールであるDataGridViewでもその恩恵が受けられるのかどうか調査してみた。
まずは、.NET5でCSVを読み込みそれをDataGridViewに表示するアプリケーションを作ってみる。
ソースは以下の通りである。
ドラッグアンドドロップでCSVファイルを読み込ませるとDataGridViewにCSVファイルの内容が表示されるというもの。
.NET Framework4.5でもほぼ同様の内容で作成しておく。
で、それぞれスクロールした様子を比較すると動きは一目瞭然で.NET5の方が動きがよくなっている。
ゆえに、WinFormsでもこれから作成する場合には.NET Frameworkではなく.NET5や.NET Core3.1それ以降を採用すべきなのではないかと考えている。
これまで、.NET FrameworkでWinFormsを使っていた開発者なら現状のデザインツールからいって違和感なく移行できると思う。