BlazorのUIコンポーネントのRadzenで簡単にCRUDを作ってみる(Oracle)

Visual StudioからRadzenやらOracleドライバーをNugetして。。。。でも手動でCRUDアプリはもちろん作るけども、今回はスキャフォルディングでCRUDアプリケーションを作ってみようと思う。

 

前提

Windows10

Visual Studio 2019

.NET Core 3.1

Oracle 12c以降

 

Mac版、Linux版もあることからほぼ同一手順でできることと思われる。

 

手順

まず、下記サイトからRadzenアプリケーションをダウンロード・インストール。基本部分はこれで作ることになる。

www.radzen.com

Radzenアプリケーションを起動してNewをクリック。

f:id:tomo_k:20210108064048p:plain

FrameworkはBlazorを選択

Server-sideを選択

.NET Core3.1を選択(まだ.NET5ではうまくいかなかった)

テーマはお好みで

名前とディレクトリは適切に設定してください

 

必要事項を入力し終えたら、「Create」ボタンを押下

f:id:tomo_k:20210108064509p:plain

まだ、何もページがない状態のアプリケーションが作成されます。

右上の「data」をクリックします。

 

f:id:tomo_k:20210108064636p:plain

 

左側の+newをクリックします。

 

f:id:tomo_k:20210108064812p:plain

ここで、データベースの接続情報を入力していきます。

OracleDBのIPアドレス

SID

ユーザ名

パスワード

といった情報を入力します。

 

入力後、「Infer Schema」ボタンを押下します。

 

f:id:tomo_k:20210108065319p:plain

 

一番上のGenerate page for GRUD operationsにチェックを入れてその右側のEntitesのボックスの中から実際にCRUDしたいテーブル・ビューにチェックを入れていきます。

 

Date formatは「yyyy/MM/dd」に変えておくことを推奨します。

残りのオプションはお好みによって調整してください。

面白いところでは、Enable export to Excel and CSVというのでExcelCSVにエクスポートできる機能です。

ページサイズのデフォルトは10なのでもう少し大きめにしておくとよいと思います。

 

すべて確認したら、「finish」ボタンを押下します。

 

f:id:tomo_k:20210108065854p:plain

 

すると、データソースができています。

f:id:tomo_k:20210108070018p:plain

アプリケーションに戻ると、ページができていることが確認できるかと思います。

右上の「run」ボタンで動かしてみましょう。

 

f:id:tomo_k:20210108070213p:plain

ここまででうまくいけばブラウザでこのようにDBのテーブルが表示されるはずです。

もし、うまくいかない場合はライブラリーの不整合が起きていると考えられるのでRadzenアプリケーションで作成されたプロジェクトファイルをVisualStudio2019で開いて原因となっている箇所を特定してNugetで適切なバージョンのライブラリに入れ替えてください。