Azure Logic Appsを使ってみる

Azure Logic Appsを使って特定のツイートをGoogle SpreedSheetに記録し続けるというシナリオを考えてみたいと思います。

 

そもそも、Azure Logic Appsはサーバーレスのサービスで実行された分だけ課金されるという特徴があります。また、いわゆるプログラム言語で内容を記述する必要はないので非技術者にも扱いやすいものになっています。

 

すべての処理内容の記述はAzure Portal上のロジックアプリデザイナーで完結できます。実体は、JSONですが利用者はこれを意識する必要は通常ありません。

 

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まず、アプリの外観としては上記のようになります。

Twitterの他にもOneDrive、Slack、GMailなどさまざまなものがベンダー問わずトリガーとして用意されています。

この場合は、Twitterに特定のツイートが投稿されたらというのがトリガーになります。

トリガーを引かれた場合、とあるOneDrive上の特定のSpreedSheetのシートにツイート内容を挿入するというものになっています。

 

詳細を見てみましょう。

 

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まずは、トリガーの部分です。「@miz_mis」というアカウントから投稿されたらというのがトリガーになっています。

他にも、普通に検索したい単語やハッシュタグを入れることも可能です。

下の、間隔はツイートをチェックする頻度になります。

 

Twitterとの連携は当然ですがアプリ連携が必要です。しかし、それは診断アプリなどと同一の連携となるので方法は簡単です。

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次に、収集するシートと内容を指定していきます。

とはいえ、これもドロップダウンリストに提示されている中から選んでいくだけですので非常に簡単です。

 

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で、昨晩から動かしていた実行結果は上記のようになっています。

このサービスはText Analyticsと組み合わせることによって幅が広がります。

例えば、日本語のツイートだけを抽出するとか、センチメントのパラメータを使い否定的なツイート、肯定的なツイートを振り分けとか様々な活用方法があります。