サーバを考える

現在、自宅サーバは静岡の実家に置いたままにして運用している。
月一でWindowsUpdateやら、停電やらで再起動がある。
停電時は設定としては通電時に自動起動するようにしてあるが、WindowsUpdateの時の再起動も含めたまに再起動しないトラブルがある。
これまでの事例からしてたいてい、BIOSレベルで止まっていたということが多い。

そこで、簡易的な手法としてBMCを使った電源管理である。リモートで電源オン・オフのコマンドを入力することができる。これを実現するためにはVPNルータを導入することが必要である。現在、サーバ側で行っているVPNおよびDDNSをルータ側でやる必要がある。
DDNSは時間的猶予があるので必須ではないかもしれない。

さらにDELL製品の場合、iDRACという仕組みもあることがわかった。
OSに依存しないKVM機能を提供するものである。VPNの仕組みを作っておけば遠隔でOSのインストールすら可能なものである。これさえあれば、遠隔地のサーバをシャットダウンだって怖くないぜ。電源入れられるもん。
何がいいって、BIOSレベルで起動がこけたとしてもどこで止まっているのかがわかるっていうところ。

というわけで、試しにiDRACを入れて最小構成でサーバを見積もってみたら約15万円。
ちょっと今すぐって訳にはいかないけども手が全く届かないってレベルではないですねえ。これに、VPN機能があるルータがだいたい3万円くらいか。

わざわざ、遠隔地に置かなくてもサーバを手元に持ってきたらいいじゃないかという声も聞かれそうですが、一応遠隔地バックアップという意味もあって。ここ東京と静岡が一気にやられる事態はそうそうないはずで、関東大震災東海地震が同時に来ない限り。東海、東南海、南海の3連動でも東京のデータは保全できるのではと楽観してますがいかに。